レギュレーション違反
4月に入った(本稿の執筆自体が一ヶ月ほど前でして)コトもあり、先日、半期に一度のタイヤ交換(スタッドレス→夏 タイヤ)を行いました。交換時に、夏タイヤを一通りチェックすると、全体的に残2~3分山とキレイに減っているように見えるのですが、中には内減りしてス リップサインの出掛かっている個所も見受けられたため、今回タイヤの新調に踏み切りました。購入から丸6年、冬季はスタッドレスタイヤに交換し暗所に保管 しているとは言え、経年劣化感は否めません。インチキローダウン(ノーマルショックにローダウンスプリングの構成)していたワリには、極端な内減りもなく 良く持ったほうでしょう。(筆者の所有する車は、トヨタ スターレット グランツァV H10年式 白 という小型3DHBのFF2BOX車です。その昔、「かっとび」とか「韋駄天」などと呼ばれていた車種の最終型です。)
さて、早速、最近 のタイヤ事情を調べてみたのですが、すっかりラインナップが変わっていて選択肢が極端に少なくなっていました。とは言え、この理由は明確で、ライト(ウェ イトではなく)スポーツタイプの車が激減しているからに他なりません。それでも、探せば海外モノも含めて比較対象に5~6ブランド(この辺がすでにテキトーです。)出てきそうなものです が、「迷ったらBS」と言う筆者特有の信念(単に面倒くさい)に基き、これまで履いていたBS GRID2の代替タイヤとしてBS POTENZA RE-01Rをセレクトしました。(コンフォートタイヤはそもそも論外でしたので。)
実のところ所有する車にスポーツタイヤを履くのは、 今回が初めての試み(運転経験はありますが、他人の車では走行感覚自体が異なるため)です。これまではドレスアップ色の強い高性能(グリップ?)タイヤ (BSではGRID系、YHではGP系、またFALKENの同クラスを履いた経験があります)をコスト的に好んで履いていました。これらは、筆者の車遍歴 を鑑みても、街乗りが9割以上を占める(高速道路走行は冬場のスタッドレスタイヤ装着時が多いため、実は夏タイヤ装着時は少ないのです。)という費用対効 果の面から十分満足出来るタイヤであると考えていました。
ちなみに、これまでのスポーツタイヤに対する筆者の偏見としては、Sタイヤが許 可されない走行会でしかその効果(つまりある程度の高速・高温域でのグリップ性能)を発揮できないタイヤであるとか、4駆ターボなどの高出力車が標準装備 のタイヤではトラクションを伝えきれないような場合に履くモノなどと認識していました。つまり、峠レベルでは宝の持ち腐れになるのではないかというコトで す。何れも極端な例えですが。
それでは、インプレッションに移ります。
まずは、見た目です。画像はディーラに勤務するメカニックの友人から届いた写メール。
- 巨大ブロックのいかついトレッドパターン
- スリック状のぶっといセンターリブとストレートグルーブ
- Sタイヤを彷彿させるようなラウンドショルダ
- 剛性感の高そうな張り出したサイドウォール

ちなみに今まで履いていたタイヤはこちら(ケータイカメラのレンズの位置の関係で逆さです。回転させるコトすら惜しむとは・・・)
次に、触感は、指で触っても分かるくらいネットリでソフトです。サイドウォールは硬め(ドレスアップタイヤに比べては、他のスポーツタイヤも硬いでしょうが)で突 き上げキツそうな感じを受けました。(組み換え作業を横で見ていたのですが、15インチの50扁平タイヤにしては、かなり大変そうでした。)
「・・・。うわー、こんなえげつないタイヤ、公道で履いても平気なのか?」と言うのが正直な印象です。
次 に体感に移ります。組み換え後ディーラから自宅まで5kmの走行で、まず感じたのは当然フィーリングです。通常走行時のハンドリングの向上は当然(初めて の人はアンダーが強く感じるようです。)ながら、荒れた路面や交差点右左折時でもステアリングが取られるコトが減りました。突き上げ感も無くこのレーシー なトレッドパターンやサイドウォールの硬さからは全く予想外でした。轍にステアリングが取られないコトについては、ラウンドショルダが効いているのでしょ うか。ステアリング自体も重くなっている感覚はありません。そしてもっと驚いたのは、その静粛性です。確実にロードノイズの増加を心構えをしていただけ に、良い意味で裏切られました。ただし、どちらも磨耗と硬化したGRID2との比較ですので、当てにはなりませんが・・・。RE-01Rは大分ソフトコン パウンドな気もしますし。また、ドライグリップ寄りのタイヤと言えど、ウェットグリップや耐ハイドロ性能もこれまで履いてきたタイヤなどと比べても劣って いる感じは受けませんでした。そもそも、擦り減った旧タイヤより劣ることはないでしょう。
グリップ力の増加による弊害としては、横方向に
タイヤが粘るようになったことにより、フェンダと干渉することが多くなったことです。従来から大きくフロント横荷重(左右どちらも)を掛けた場合には発生
していた現象ですが、少々の荷重でも発生するようになってしまいました。誤魔化していた見た目重視の足廻りによる腰砕け感がバレバレです。タイトコーナで
飛び込み速度を見誤ると横転してしまいそうです。
フェンダとの干渉に関しては、旧タイヤより張り出したタイヤ(見た目で違いが分かるくらい)のため増えたようです。
長々書いてまいりましたが、ようやく本題です。上述の通り、スポーツタイヤ初装着であるワケなのですが、
RE-01Rクラス>>>高性能グリップ>一般的な車の標準装備タイヤ>=スタッドレスタイヤ
くらい横方向のグリップ力が違いません?
「峠レベルでこのスペックのタイヤ使ってるヤツは反則だよなー。」と感じてしまったのでした。(えー、ただの僻みです。だって、知らなかったんですもの・・・。)
BGM "DOGFIGHT" by move
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