先日、話題(と言う程のものでもない)のヌーサンを購入しました。
今回手に入れたものはヌーサンの中でも"Stick 2 Feet"という、いわゆるまがい物(元祖とか本家では無いという意味で)ですのでこの品に限ってのレビューとなりますが、ヌーサンが気になっている方や購入予定者の参考に成れば幸いです。
まずは準備です。
手の指で触ってみた感覚ですが、ガムテープ等の粘着面に触れた時の感覚と酷似していますが、さすがに指先に残るということはありません。では、実際履いて(?)みましょう。説明書通りに踵からポジションを合わせてゆっくりつま先まで貼り付けます。この時、少しつま先を余らせるのがキレイに魅せるポイントです。一度貼付けた後に、位置を変えようと剥がしにかかると、かなり強い粘着力であることが分かります。これは自動車内装用の両面テープの粘着力とまではいきませんが、剥がすときのベリベリ感からするとなかなかのものです。しかし、この時にも足裏に粘着質が残ることはありませんでした。軽く家の中を歩行してみたところ、足裏に接着していることとヌーサン自体が軽いこともあり、確かに素足に近い歩行感覚が得られます。
それでは実践に移ります。
7月のある日、野外ライブにいく予定があり一日中屋外での行動となるため、実用テストの日としました。この日のコンディションは、梅雨明け前でしたが雨も降らず、かといってそれほど暑くもならずといった感じで、歩行条件もアスファルト&コンクリートということもあわせても、悪条件とは言えず、ベンチマークとしてはまずまずの好条件となりました。
すでに自宅で何度か試していた為、手慣れた感じで装着後少し歩き、まずは自動車の運転です。普通のサンダルと異なり踵が離れることがない為、マニュアル/オートマ問わずペダル操作に問題はありません。ソールの柔軟性と薄さ、足裏との密着性が高いことから、微妙なペダルワークが可能となり好感触を受けました。(ただし、恐らく道路交通法に抵触しますので、オススメはいたしかねます。)
駐車場から現地まで徒歩で20分程の距離を通常歩行と小走りを織り交ぜて歩いてみると、始めは不思議な歩行感覚に驚き、次第に意外と快適に歩けることに気が付きます。これは、足の甲がさらけ出されていることによる涼しさと、運転同様サンダルとは異なり歩いてもペタペタと踵が音を立てない事に起因するのではないかと考えられます。しかし、歩く動作の中で踵からつま先に重心が移る時に、土踏まずの部分が貼り付いたり離れたりと、不快な点もあり一長一短と言ったところでしょうか。
何はともあれ会場入り。出店やトイレに歩き回り、またライブで立ちっぱなしと長時間貼り付いたままの状態で過ごしましたが、ソールの薄さからか少し足が疲れ、さすがに一度剥がしたくなりました。しかし、長時間貼り付いていたせいなのか、材質に問題があるのかは定かではありませんが、ベリベリと剥がしてみたところ明らかに粘着物質が足の裏に付着して擦らないとベタベタ感が取れない状態に陥りました。これには、暑さによる汗のベタベタ感と相まって、かなり不快でした。少し足を休めた後、改めて貼り付け直してみましたが、若干粘着力は落ちた感もありますが衰えておらず、相変わらず強力に貼り付きました。
その後、無事ライブも終わり、行きと同様に20分強歩き、運転して家に辿り着きいよいよ解放される時間になりました。しかし、一度剥がした時以上に粘着物質が足裏に残り、ハイハイ状態で風呂場へ直行させられる目に遭いました・・・。しかも、石鹸で洗うもなかなか落ちないというオマケ付きでした。そして翌日はふくらはぎの筋肉に気怠さを感じる等、長時間用いるには向いてないと軽く後悔しましたが、これは実験の産物ですので、それほど悔やんだものでもありません。
さて後片付けも紹介しておきます。
今回の実験でヌーサン自体はだいぶ汚れた事と粘着面がデロデロ状態になっていたこともあり、これも説明書に従って洗剤を付けて洗って干してみましたが、粘着力はかなり低下した感じを受けました。しかも、土踏まずの部分や指の付け根の部分等、動きに因って着脱のあった部分はかなり粘着物質が剥がれ落ちていました。今後は長時間履く事はきっと無理でしょう。(いつ剥がれ落ちるか不安)
結論としましては、実用を求めずファッションで履くにはオススメ出来るものであると感じました。トングと言うアクセサリ(筆者の場合、相方にそれっぽくビーズを用いて作っていただきました)を併せて付けることによりなかなか見栄えも良く、人目も引くことが出来ます。海へ行ったときのビーチサンダル代わりのテストもしたいところですが、これは機会があればぜひ試してみたいところです。(ヌーサンって水はダメなんですが)
BGM "街角" by kokua
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